MG-1シリーズのオーナーの方
期間と条件がありますが、機種更新のご参考になればと思います。
【キャンペーン概要】
● 対象者
■MG-1ユーザー
(クボタ社製は対象外です)
●キャンペーン期間
■2024年9月1日~2024年11月30日(機体登録まで完了)
● キャンペーン内容
■タイプA(機体の破棄を前提)
■タイプB(機体は破棄できないが、定期点検を停止)
● 買い替え後の販売機種:T10・T25
●セット内容
■T10セット
機体+送信機・バッテリー6個以上・T10充電器・T10粒剤散布装置
■T25セット:T25Combo・バッテリー4個以上・C8000充電器又はD6000i発電機・T25 粒剤散布装置
●タイプA
■MG-1→T10 の場合はT10バッテリーかT20バッテリー(夏限定モデル) を6本
■ MG-1→T25 の場合はT50バッテリーを3本
● タイプB
■MG-1→T10 の場合はT10バッテリーかT20バッテリー(夏限定モデル) を2本
■MG-1→T25 の場合はT50バッテリーを1本
弊社もT10が発売されて以来、防除で活用させていただいている機体です。
山間部から区画整備された圃場に対応できる機体ですので、MG-1販売終了後はT10をお勧めしております。
1ha以下の圃場が多い地区での運用は、T10でも十分だと感じています。
1人で持てるサイズ感と離着陸場所を選ばない機体サイズなので運用効率がとてもいいです。
機体選定に悩まれると思いますが、少人数で大きな圃場が少ない方はT10の運用が良いかと思います。
大型機がいいのでは?という方が多いですが…
大型機は、短時間に大量の液剤や粒剤を散布することが得意な散布機を搭載しています。
国内の空中散布に登録されている農薬は、高濃度少量散布という考え方の農薬ですので、大量に積載する液剤は少ないです。
多くの液剤農薬は、1haに8倍液を8リットル散布(農薬1:水7)するという状況です。
10aに、800㏄(農薬100㏄:水700㏄)しか散布しません。
丁寧にゆっくり散布したい場合、大型機でも搭載した20Lの農薬を散布するほどの飛行時間を確保できません。(高速で飛行し短時間に大量に散布することはできます)
搭載量と飛行時間を考えるとT10がバランス良く運用できると考えております。
散布中の吹き下ろす風圧は、作物に被害を与えることもあります。
大型機の風圧による倒伏が発生すると収穫時の品質低下や収穫コストに影響があります。
収穫前の大切な時期の散布には、ゆっくり丁寧な散布が求められますので、大型機による風圧では対応できない場合が多いです。
無人ヘリでは対応できていなかった収穫前の散布がT10では可能になっています。
MG-1やT10でも水稲等の株元へ薬剤をしっかり散布する散布方法はあります。
弊社のスクールでは、散布方法と散布技術についてもお伝えしております。
DJI Agras T10は、あらゆる規模とニーズを求める農業現場に、
コンパクトでありながら強力な空中ソリューションを提供します。
最大6メートルの散布幅により、最大6.7ha/時を散布効率の作業できます。
機体の折りたたみトラス構造は頑丈で信頼性が高く、
効率的な折りたたみと展開、そして便利で容易な持ち運びを実現します。
T25のデュアル霧化噴霧システムは、最大16 L/分の非常に高い流量率を実現します(2個ノズル噴霧の場合)。均一で微細な噴霧液滴を生成し、液滴漏れはありません。T25は、丘陵地や果樹園での作業用に追加の1組の遠心式ノズルを取り付けることができます。
これにより流量率を24 L/分まで増加することができ(4個ノズル噴霧の場合)、噴霧の範囲、作業効率、葉面被覆率が向上します。
DJI Agricultureは農業従事者に最先端のテクノロジーと革新的なワークフローを提供し、これまでにない効率的な農業を実現します。
DJI AGRAS T50は、ドローンを用いた農作業を新たなレベルへと引き上げます。
このシステムは、強力な同軸ツインローター推進システムと分割タイプの耐トルク構造を継承しており、40 kgの噴霧[1]ペイロードまたは50 kgの散布[1]ペイロード積載時に、一段階上の安定性を実現します。
DJI AGRAS T50は、デュアルアトマイズ噴霧システム、前方および後方フェーズド アレイレーダー、および両眼ビジョンシステムを活用しています。DJI AGRAS T50は、測量[2]から噴霧や散布に至るさまざまなシナリオで優れた性能を発揮し、安定した動作と確実な性能を保証します。
T20は最大負荷を16キロまで増加させ、散布幅を7メートル確保できます。
国内販売機は、16L仕様になります。
T20は、8ノズルで最大6L / min高流量ポンプを備えており、液滴を均等に散布できます。
新しく開発された4チャンネル電磁流量計は、T20の4つの液体パイプラインを独立して制御できるため、各ノズルの散布効果が高くなりスプレー全体がより均一になります。
※販売予定価格…150万円(税別)程度
※MG-1の認定証取得オペレーターについては、機種拡張スクールを受講していただく事により操作できるようになります。
T20は、日本の少量散布には不向きな設定になっています。
カメムシ防除、赤カビ病、果樹園、畑作など散布速度を高速の状態で維持できたり、
短時間に多量に散布する作物には”T20”が適しています!
かっこいい!
新型がいい!
16リットル積める!
散布幅が広いからたくさん請負ができる!
風圧が強い!
そんな理由で選定されている方が多いような気がします・・
弊社は、50a以下の圃場が多い地区では”MG-1”をお薦めしております。
展示会やデモフライト等でT20を見られると確実にホバーリング中の風圧は”T20”が強く見えます!
しかし、作物上を規定高度(3m)速度(20㎞/h)で散布しているときのダウンウォッシュの状況を観察すると
風圧が後方に流れている状況が確認できます。
(動画等は、高度を低くして作物を揺らしていますが、散布幅が狭くなります)
株元に薬剤をしっかり散布されたい方は、T20の風圧に期待されていると思いますが、
規定高度(3m)速度(20㎞/h)で散布すると期待しているほどの風圧は確認できないという状況です。
T20でゆっくり散布すると薬剤がたくさん必要となり経済的な散布ができなくなりますので、
狭い圃場では、効果が期待できる機種は!?
1位 無人ヘリコプター ・ 2位 T20 ・ 3位 MG-1という順位になりやすいです・・・
この順位になる理由の一つには、狭い圃場や変形圃場で散布すると大型機ほど速度を遅くして重複散布を
することになるので、風圧の差もありますが、単純に薬剤を大量に散布しているだけなのではと思います。
委託されている場合は、狭い圃場ほどたくさん農薬を散布してもらえると考えるとお得なんですが・・・
自分で運用するとなると農薬費が増えコスト高になると思いますので、
広い圃場も狭い圃場も同じ散布費用であれば、委託していた方がお得という事になります・・・
MG-1は、低速でたっぷり散布できるので”農薬費”と”防除結果”のどちらも期待できる方法で散布できます。
維持管理費も含め、弊社は10リットル程度の搭載量の機体で充分であると考えております。
弊社のスクールでは、風圧の上手な使い方や効率的な散布技術、事故をしない方法などをお伝えしてます。
DJI Agras MG-1は、液体の農薬、肥料および除草剤の様々な散布を高精度に適正な割合でおこなうために設計されたオクトコプターで、農業分野において効率性と管理等力がさらに向上します。折りたたみ式のMG-1は10kgの液体を搭載することが可能で、保護等級IP43レベルに適合しています。最新のDJI A3フライトコントローラーや飛行中の信頼性を高めるレーダー認識システムなど、DJIの最先端技術を搭載し、スマートかつ便利な農業ソリューションを提供。噴霧システムと流量センサーにより、高精度な噴霧を実現。自律散布システム*やDJI 農薬散布管理プラットフォーム*を使用することで、作業を計画したり、リアルタイムで飛行を管理するなど、機体ステータスを詳細に監視することができます。
1、防水、防塵設計、洗浄可能
2、液体タンク 10L
3、1haを10分で散布
※条件により異なる場合があります。
4、初年度無償賠償責任保険付※対人最大1億円、対物最大5,000万円(農業による被害を含む)
5、バッテリーについては、他社にない扱いやすさと信頼性があります
6、自動飛行機能(解除予定)
※MG-1S・MG-1SA
7、Q&A(DJIサイト)
1、機体
(液剤散布機・送信機・送信機充電器)
2、機体バッテリー
(稼働時間により必要本数を準備)
3、機体バッテリー充電器
4、発電機(屋外充電用 16A以上)
5、粒剤装置
6、ヘルメット・マスク・防塵眼鏡
7、同時通話無線機
8、機体損害保険
9、国土交通省許可・承認
(代行申請制度があります)
10、水・薬剤・計量カップ・バケツなど
Agras MG-1を導入するには、UTCのオペレーター技術認定と航空法基づいた国土交通省の許可承認が必要となります。
導入や運用に関することについては、弊社までご相談ください。
MG-1SAの平均的な導入機材お見積もりは、250万円前後ですがご使用環境によって機材内容や数量が違いますので、必要な機材については打ち合わせをさせていただきご提案いたします。
お問い合わせからご要望等についてご連絡をお願いいたします。
自動飛行やRTK機能を過剰評価している状況を見受けられます。
自動航行とは、任意に設定したエリア内を決められた条件で上手に飛ぶという事です。
なので、散布作業中の風や地形(山間部、段々畑…)などを考慮した農薬散布ができる状況ではございません。
散布状況によっては、自動飛行を使用することができる場合があるという認識でご検討いただければと思います。
専用送信機
送信機には、強い日光の下でも視認性が高く明るい5.5インチ / 1080pのディスプレイを採用。また、MGインテリジェント・オペレーション・プラニング・システム*1が内蔵されており、作業効率を上げることができます。送信機のバッテリーは、最大5時間の稼働時間を実現し、屋外での長時間の作業を可能にします。
DJI農薬散布管理プラットフォーム
DJIはMG-1SAとともに、総合的な噴霧管理プラットフォームを提供します。
このプラットフォームを使用すると、機体全体の飛行状況を管理し、噴霧状況を熟知して、作業効率が向上するよう噴霧チームを管理することができます。
国内での機能は一部制限されていますが、散布履歴などを作業者と共有したり次年度の散布に役立てることができます。
導入される地区の環境や計画面積に応じてご対応させていただきます
お問い合わせよりご連絡いただければ担当者よりご返信いたします
MG-1P(前方カメラ付き・送信機バッテリーカートリッジ式)を主に販売させていただいておりますが、T10・T10K・T30・T30Kのお見積りもご対応させていただきます。
MG-1SAは、安全に作業ができるよう毎年定期点検を整備拠点で受けることになります。
点検内容は、機体メーカーが指定している機体各部分を点検し農薬が規定量吐出できているかなど詳細に確認いたします。
不具合のある部品は交換または、メーカー点検を実施します。
点検費用は、年間の飛行時間により変動しますが基本点検費用は約10万円程度です。
部品によっては、使用時間が決められているものもありますので、壊れる前に交換するという方針で整備させていただきます。
200時間程度で約70万円程度の交換部品点数が多い高額な点検になりますが、機体性能を維持していただく為の点検ですのでご理解のどよろしくお願いいたします。
UTCの点検整備については、機体購入先以外の整備施設に変更できますので、お近くの整備施設や見積り比較されご都合の良い施設へ変更される方も多いです。整備施設を変更されますと時期中の修理対応なども移行されますので、点検整備のみ安い施設にお願いすることはできませんのでご注意ください。